あんさんぶるスターズ!!Musicでのエフェクト制作過程について~アドカレ版~
この投稿は12/18付のアドベントカレンダー投稿記事になります。
今回は既に公開されていますMVの中ででてくるエフェクトと外周用スクリーンについて
制作過程を振り返ってみたいとおもいます。※開発中ともあり途中で変更される場合がございます。
アジェンダ
・制作過程
エフェクト制作過程
・ラフ作成
・Unityへ組み込み
・FB対応
背景外周用スクリーン画像制作例
・ブロックアウト
・サブスタンスデザイナーで作成
・Unityへ組み込み
エフェクト制作過程
エフェクトを作りにあたりベースとなるVコン(ビデオコンテ) と呼ばれるものを元にイメージ出しや決まった演出、
カメラワークなどを配慮し制作します。
Vコンとは・・・
何秒目にどんなカットになり何が加えられるかなどが仮付けされた動画になります。
演出を作られた方と密にやり取りを行った上で制作に入ります。
制作上難しい場合は、併せて補足画像が一緒にあります。イメージ出しに困る時にすごく助かります。
ラフ作成
Vコンからのイメージの1コマです。※画像は制作段階中のものになります。
Unityで作成した火柱単体のものインパクトは作れたと思います。
ただパーティクルの数やオブジェクト数などを配慮してもそのままは配置しても
ゲームに支障を与えてしまうことになります。
考えたのはTexture Sheet Animationです。
連番として出力し、その連番をTextureとして1枚に収めるようにします。
Unity上で連番画像を作成します。
使用するものはUnity Recoder
そしてサブスタンスデザイナーで連番を組み合わせそれぞれ一枚にします。
後半levelsノードを挟みモヤッとシルエットを引き締めるように調整を加えております。
Unityへ組み込み
制作段階中のものではありますがMVのシーンへ配置します。
エフェクト単体だけで作ったものは迫力がありましたが、実際に配置すると気づく点がいくつもあります。
その点FBを頂きながら調整していきます。
FB対応
頂いたFB内容
シルエットバリバリしてもらいたい
リファレンスを頂き調整したものがこちらです。
LOOPエフェクト
ENDエフェクト
以上となります。
修正期間:半日(数時間程度)
背景外周用スクリーン画像制作例
こちらはエフェクトではなく画面外側に表示されているアニメーションのものです。
まずは・・・
ブロックアウト
Vコンからイメージされているものをよく読みとります。
使いまわしのできる歯車側の素材
使いまわしのできない固有コアの素材
として分けて作成します。
素材は・・・
サブスタンスデザイナーで作成
Vコンから歯車のパターン化とそれぞれの部分をまず考えます。
ここでの完成形更にパラメーターを外で動かし回し・・・連番を作成しTexture Sheet Animation用に1枚に作成します。
Unityへ組み込み
以上となります。※開発中ともあり途中で変更される場合がございます。
ほんの一部ではありましたがこのように作成をしております。
それでは、改めて現在公開されているMVをどうぞ!!!!
Crazy Roulette
新ユニット!そして全てが初公開ですね!
サビにでてきますフレームマシンから噴射する火柱です。
魅惑劇
2人が美しすぎてあまり目に入らない、背景にある大きなスクリーン用に作成した歯車です。
あんさんぶるスターズ!!事前登録キャンペーン実施中!!
まだまだ沢山のMVがリリースまでに控えています。ご期待ください★😄